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HOME > コンテンツ > ものづくり中小企業支援事業「成功事例集」への取材をいただき書籍に掲載されました

ベルシャンは平成25年、東京都の「ものづくり中小企業支援事業」から補助金を受給、高額な工作機器を導入できたことで、ヘルスケア事業の展開に大きな力となりました。また、その後の検証により、優れた実績企業と認められ当「成功事例集」への取材をいただき書籍に掲載されました。当事業の認定に際し、多くの企業の中から厳選され、かつ、このような評価をいただき大きな励みとなりました。今後も多くの方の健康に貢献できる企業をめざします。


記事内容

デジタル裁断機器の導入により、「高度な職人技」と「デジタル裁断技術」を融合し、.ーダーシューズの
熟練工の裁断工数を大幅に削減した(新たな生産方式の開発・導入)。足健康装具「バランスパッド」の
量産体制を確立した(新商品開発・生産)。

成功のポイント
工作機械が来た時に、打ち出の小槌がやってきたと思いました。私の頭の中にあるアイデアは、宝物のよう
なもので、長年の靴職人 としてのノウハウと新しいアイデアが融合したものですが、工作機械が来たことに
よって、考えたことをすぐ形にすることができるようになりました。これからも多くの方が毎日を健康に過ごせる
ように、チャレンジしていきたいと思います。

企業紹介
平成15年に設立の当社は、「オーダーシューズ」の製造技術」と、他社製でも対応可能な「フィッティング対応力」
(足と靴との精緻な調整能力)」によって、外反母趾や左右の足サイズが違う等の足の悩みを抱える人たちから
厚い支持を得ている。また、インソールや足健康装具の開発・製造も手がけ、足元から健康を改善することを
目的として様々なサービスを展開している。直営店は日本橋人形町と池袋の2カ所にあり、現在足立工場にある
足立工場では、オーダーシューズながら月産300足体制が確立されている。テレビの情報番組や雑誌等、数多く
のメディアでも紹介されている。

取組の内容
従来はオーダーシューズの生産工程のほとんどが熟練工の手作業で行われてきた。当社には16,000名の足の
データがあり、リピーターも多いため、現在、機械の導入による標準化と効率化が進められているが、今回、導入
したデジタル裁断機は、従来の靴作りだけではなく、当社がオリジナルで開発・製造する「げんきパワー」シリーズ
の試作品を作る上でも活躍している。以前は工場で裁断していた試作品が、手元で作れるようになり、新しいアイ
デアを形にするまでのスピードが大きく改善した。

商品のポイントと課題
人の健康を考えた時に、足の悩みが身体の不調に大きく影響することから、まず足指に装着するバランスパッドを
発表。現在は、全身のバランス調整や血行改善を目的として、げんきパワーシリーズの開発を進めている。
この素材は、新機軸の生体環境調整素材として注目されているプラウシオンと高機能ミネラル素材を複合配合した
もので、身体に付けるだけで重心移動がスムーズになって足元が安定し、血行や代謝機能が向上するものである。
この仕組みは、めまいなどの原因となる脳内の耳石が刺激されることによって、平衡機能を高めるというもので、
高齢者の転倒予防等に効果を発揮する。

今後の展望
靴業界自体は、職人の高齢化もあり、老舗の木型屋が閉店したり部品が割高になるなど、よい方向に向かっている
とは言い難い。しかし、当社は、長年のノウハウを活かすアイデアをどんどん商品化し、健康増進のための新商品を
発表している。足元を安定させることによって体幹をしっかりさせ、それによって上半身や頭をリラックスさせていくと
いう考え方は、靴を履いて、歩き方がどう変化するかを長年見守り続けてきた知恵の結晶である。
今後もオーダーシューズを大切に作っていくが、もう1つの柱として健康増進するアイデア商品の販売を広げていく